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燕市ファミリー・サポート・センター会員募集(2003.1.16)
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(財)燕西蒲勤労者福祉サービスセンター(理事長・中野邦雄燕市助役)は、会員の相互扶助で保育施設への送迎や、学校の放課後に子どもを預かるなどの援助を行なう燕市ファミリー・サポート・センターの会員を募集しており、22日に開く入会説明会の参加も呼びかけている。
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燕市ファミリー・サポート・センターのスタッフ、右が丸山イツ子アドバイザー
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ファミリーサポートセンター事業は厚生労働省の少子化対策事業の一環。育児を応援してほしい人を依頼会員、応援したい人を提供会員として育児の相互援助活動を行なう会員組織で、安心して子どもを生む環境をつくることで少子化に歯止めをかけようという施策だ。
援助は急な子どもへの対応や手不足を補う短期的で補助的なもの。保育園や学校の開始時間前や終了後、水ぼうそうの治りかけなどで元気はあるが保育園や学校に行かれない軽度の病気などの場合に子どもを預かったり、保育園や学校への送迎を行なう。
燕市では昨年8月1日に同センターに委託して燕市ファミリー・サポート・センターを設立した。会員の対象条件は、依頼会員は燕市民で0歳から12歳くらいまでの子どもをもつ人、提供会員は健康で自宅で子どもを預かれる人。報酬は平日の午前7時から午後7時までは1時間当たり700円、早朝や夜間、土、日曜、祝日は1時間当たり800円で交通費は別になる。
会員になるのはどちらも無料で、写真2枚と印鑑を用意して申し込む。募集はいつでも受け付けている。22日は午後1時半から事務局のある燕市大曲、燕勤労者総合福祉センター「あおぞら」で入会説明会を開き、ビデオなどでセンターの活動を紹介する。
1月16日で会員は32人。県内では同様の事業を9市町村で行なっており、県央地域では吉田町と燕市にある。燕市ファミリー・サポート・センターの丸山イツ子アドバイザーは「お母さんなどの仕事の都合や冠婚葬祭のときに利用する人が多いです。育児の応援をしてほしい人や応援をしたい人など、興味のある方からぜひ説明会に参加してほしいですね」と呼びかけている。問い合わせは、燕市ファミリー・サポート・センター(電話:0256-64-3225)へ。
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