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spacer三条青色申告会青年部が平成14年度臨時総会spacer(2003.1.17 )

三条青色申告会青年部(鈴木貴幸部長・86会員)は、16日午後7時から三条市居島、割烹魚常支店で平成14年度臨時総会を開き、平成15年度役員と事業計画、収支予算などを決めた。

神山裕二次年度部長

神山裕二次年度部長

30人が出席し、平成15年度の部長所信及び基本運営方針、役員選出及び組織図、年間事業計画及び収支予算案の3つの議案を審議した。

鈴木部長のあいさつのあと、来賓の同青年部の親会の三条青色申告会渋谷政男会長と同女性部高橋恵美子部長の2人を紹介した。

神山裕二次年度部長が所信を表明、それに沿った基本運営方針を発表し、記帳講習委員会、研修委員会、交流委員会、広報委員会と次年度新設の青年部のこれからを考えて改善していくための例会を企画・開催するための未来委員会の5つに委員会を設け、全部員をそれぞれに配置すると発表。次年度役員選出及び組織図を審議し承認した。

年間事業計画は、次年度部長所信の「よりよい後継者を育成する」という本来の目的を重視し、公開例会は行なわずに内部の勉強会や交流会を主に各委員会で企画していく。ほかに収支予算案の報告を行いそれぞれ協議した。神山部長の所信の内容は次の通り。

平成15年度三条青色申告会青年部神山裕二部長所信

ここ数年、部員拡大や会の周知に重きをおいた活動をしてきた感じがします。そして部員数も増え、一般の方々への認知度も上がったと思われます。もちろん会を運営していくうえで必要なことで、これでよしとするのではなく今後も継続してこの活動は推進していきたいと考えています。

しかし、青年部本来の目的「よりよい後継者を育成する」が達成されていたでしょうか。この言葉には、事業所の後継者、青年部の後継者、三条青色申告会の後継者を育成するという意味があるのではないかと思います。そして、会を運営していく上で必要なひとつだと考えられます。

そこで、この目的を達成するために何をすべきか話し合いの場を設け、全部員に理解してもらい、未来の青年部へとつなげていきたいと考えています。

ここ近年不況ということで、その対策としての例会が多いような気がします。しかし、異業種の集まりである青年部には限界があると考えられます。そこで、不況という言葉にはとらわれず、青色申告会らしい、つまり基本とも言うべき青年部の柱、記帳講習会や税制問題、特にその基礎となる部分が全部員の身に付くような勉強をしていきたいと考えています。

不況は青年部活動にも多大なる影響を与え始めました。事業費の約半分を本会からの助成金で賄っている青年部は、本会の会員数が年々減ってきている中、その財源にいつまでも頼っていけなくなってきています。青年部の事業内容を改めて考え直さなければいけないときが来たと思っています。

最後に、三条青色申告会青年部の発展にはやはり積極的な会への参加が不可欠だと思います。そこで、多くの人が参加しやすい例会の企画や、一人ひとりへの負担提言等を考え、今まで以上に身近な青年部を作り上げていくことを目標に、一年間頑張っていきたいと思います。

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