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三条工業会青年部次年度会長に山井太さん(2003.1.28)
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(協)三条工業会青年部(須佐直樹会長・33部員)は、27日午後7時から三条市・魚常支店で平成14年度臨時総会を開き、次年度会長に会社役員山井太さん(43)を決めた。
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27日開かれた(協)三条工業会平成14年度臨時総会
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部員19人が出席。須佐会長は、今年度の最後の事業の国内視察旅行は、栃木県のホンダの工場と関連工場を予定し、当初予定していたイタリアへの先進地視察海外研修は参加者が最低の10人を確保できなかったため、次年度に引き継ぎ検討してほしいとあいさつした。
議案の次年度会長選出で、次年度会長に先の役員会で推薦した山井太さんを承認した。任期は4月から1年間。
山井さんは、(株)スノーピーク=本社・三条市三貫地=の代表取締役社長。青年部では今年度副会長を務め、親組合の(協)三条工業会でも広報委員を務める。
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平成15年度(協)三条工業会青年部会長に決まった山井太(株)スノーピーク代表取締役
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次期会長にあたり、山井さんは「それぞれの企業の経営環境は厳しいものだが、三条に工業が起こったときにはもっと熾烈(しれつ)だった。厳しい時代だからこそ青年部は挑戦できる気持ちが三条の未来をつくっていく」と、現在の厳しい現状が振り返ってプラスを生む結果となるよう、逆転の発想を求めた。
「三条の業界団体は、工業と商業が分かれている。業績のいい会社は自社で製造も販売網も整備されている。自社で開発できる会社がリードしている。商業団体と工業団体の分かれていることが県央が近未来に産地として阻害要因になるかもしれない」と商工一体の取り組みを提案した。
「まず、われわれ青年団体のなかで金物卸の青年部や木工青年部と話してみて、製販の枠を超え、同じような活動ができるか模索して行きたい。実現したら皆さまの協力もよろしくお願いしたい」と、業界を超えた地域業界団体のネットワークの力に大きな期待を寄せていた。
■関連リンク
協同組合三条工業会
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