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三条消防が雪に埋まった消火栓を掘り起こし(2003.1.31)
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三条地域消防本部(堀内俊夫消防長)は31日、積雪時の水利確保のため、雪で埋まった消火栓の掘り起こしを行った。
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金属探知器で消火栓を探し、雪を掘り起こす三条地域消防本部職員
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同本部職員が4人1組で出動。雪に埋まった見えなくなった消火栓を探す作業から始まる。目標物からの位置を記入したカードに照らして、直径30センチほどの円盤に1mほどの柄のついた金属探知機で消火栓のふたの位置を探し当てる。
雪が踏み固められたところはスコップで掘り返した。ここ数日の猛烈な寒波で、厚さ10センチ以上もある氷と変わらない状態になっているところは、スコップでは歯が立たず、つるはしで割ってから雪を掘り返す作業を繰り返した。
同本部では毎月、消火栓の手入れを行って機能調査しているが、雪が積もると消火栓の場所がわからなくなり、掘り返すのにも時間がかかる。
火災が起きてから消火栓を探していたのでは間に合わないので、積雪時にも確実な水利確保ができるよう、冬場は定期的な作業とは別に消火栓の手入れを行っており、今冬はこれで2回目。住民の生命と財産を守る地道な作業だ。
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