4日午前8時50分ころ、燕市佐渡、銅器製造業長谷川国幸さん(56)方の工場で火事があり、木造2階建トタンぶきセメント瓦の工場約256平方メートルを全焼した。
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4日朝、燕市内で工場1棟が全焼した火災現場
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10時25分に火は消えた。長谷川さん方は5人家族で、出火したときは長谷川さんの妻と長男と次女の3人が隣接の家にいて、工場にはだれもいなかった。工場と住宅は別棟で渡り廊下でつながっており、廊下部分などが一部、焦げた。
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立ちこめる白煙のなかで消火作業
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工場のほとんどは真っ黒になった骨組みを残すだけで、その骨組みもゆがんで火勢の強さを証明していた。
午前9時半ころに火の手はいったん収まったが、完全に消火するまでに1時間半かかった。火災の原因は調査中で、11時から現場検証を行う。
現場は燕労災病院の方から佐渡橋を渡ってすぐ左の中ノ口土手下。消火に手間取ったこともあり、付近の道路は著しく渋滞し、とくに佐渡橋は燕労災病院側からの乗り入れを禁止したこともあり、燕労災病院側の渋滞がひどかった。
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