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三条市本町3、丸井今井邸は8日、同所で子ども抹茶教室を開いた。昨年に続いての開設で、地元の小学生を中心に参加した子どもたちは、ちょっぴり緊張しながら茶道の作法を学んだ。
今年度から完全学校週5日制が始まったことや、子どもたちに日本の伝統文化を伝えたいと、昨年6月から11月まで子ども抹茶教室を開いた。 今回はそれに続く第2弾。ことしも2月から11月まで、夏休みを除く毎月第2土曜の午前10時から11時半まで9回コースで開き、表千家三条地区の役員の指導で、茶の飲み方やお菓子の食べ方などと合わせて、あいさつの仕方や畳の歩き方などの礼儀作法も教えていく。
この日はその初日で三条市内の小学校低学年を中心に幼稚園児から小学5年生まで29人が参加。子どもたちは足袋の代わりに白い靴下をはいて正座。畳に手をついてのあいさつから始まり、空っぽの茶碗で飲み方を練習してから本物の抹茶を頂いた。 「お茶を頂いたら茶碗を拝見します」などの説明に、となりを見たり、先生に聞き直したりと、ぎこちないながらも真剣な表情。初めて抹茶を味わった子どもたちは「苦い！」と口をそろえたが、「正座は大丈夫だった。お菓子は甘かった」。昨年も参加した5年生の女の子は「最初は苦かったけど、今は抹茶の苦さがたまらない」と、ご機嫌だった。 教室の参加費は1回300円で、丸井今井邸（電話0256-32-3263）で申し込みを受け付けている。また、3月2日に丸井今井邸で開くひな人形展では、昨年から教室に参加している小学生が手伝って来場者に抹茶をサービスする。 |
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