ニュースタンク
|
...見出し一覧へ
|
|
燕市公営住宅で火災、1人の焼死体を発見(2003.2.9)
|
|
|
9日夜、燕市内の市の公営住宅で火災があり、火元と見られる部屋から1人の焼死体が見つかった。
|
燕市公営住宅の火災現場
|
午後8時10分ころ、燕市小牧、燕市公営住宅の無職田巻順治さん(46)が住む51号室から出火。建物は長屋形式の木造モルタル造平屋建てで、約19平方メートルの部屋が6部屋並ぶ。
|
田巻さん方を中心に激しく燃えた
|
|
現場にある栄町団地の配置図の立て看板より
|
|
瓦をめくって屋根裏の消火
|
田巻さん方と、田巻さん方から見て左隣りの無職大久保松夫さん(57)方、右隣りの無職和田満さん(51)方の3世帯、合わせて約58平方メートルを全焼し、9時30分に火は消えた。
この火事で火元と見られる田巻さん方から1人の焼死体が見つかった。火災原因や焼死者の身元は燕署で捜査している。
燕市公営住宅は10数棟が並んでおり、栄町団地とも呼ばれる。中ノ口川の左岸土手の土手下にあり、火災になった棟は、土手下へ降りて2棟目で、6部屋あるうち4部屋に入居者がある。田巻さんは一人暮らしで、道路側から4部屋目。
田巻さんの住む部屋を中心に屋根は焼け落ちた。その屋根の残った部分も天井裏に火がくすぶっている可能性があるため、燕市消防本部は火が収まってから屋根の瓦をめくって消火作業を続けていた。
この火事でことしに入ってから燕市内で発生した火災は5件目。最初の火災は1月14日だったので、1カ月足らずの間に5件発生したことになり、死者も今回で2人目と、異常な火災多発が続いている。
|