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三条市が住基ICカード実証実験の市民モニター募集(2003.2.13)
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三条市では、8月から希望者に配布される住民基本台帳カード(住基ICカード)を活用した新しいサービスを提供に向け、3月20日から10日間ていどの実証実験を行うのに伴い、実験に参加する約100人の市民モニターを募集している。
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市民課に設置する証明書自動交付機(左)と申請書自動作成サービスの操作画面(右)
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対象は印鑑登録証明書の関係などから満18歳以上の三条市民。応募締切りは21日午後5時。
住基ネットは平成14年8月から稼動し、ことし8月から第二次サービスを稼動する。ICチップを埋め込んだカードを使って、住民票の写しの広域交付や転入転出時の手続きが簡略化され、市町村単位の独自のサービスが受けられるようになる。
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ICカードのサンプルで写真も入れられる表(上)、裏(下)のゴールドに光る部分がICチップ
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ICカードの空き領域を活用する市町村独自サービスは、セキュリティや経費面から(財)地方自治情報センターが主体となり、全国の市町村で利用可能な標準システムの開発と運用実験を行なうもので、全国28地域で運用実験する。
標準システムは、成人保険サービスや救急活動支援、避難者情報などもあるが、三条市では公共施設予約サービス、申請書自動作成サービス、証明書自動交付サービス、図書館の図書カードの代替の4つのサービスを実証実験する。
実験用端末は、ICカードを読み込むカードリーダーを備え、パソコンのようにマウスで操作する。公共施設予約サービスは、市役所や図書館、体育文化センター、総合体育館、中央公民館に実験用端末を設置して公共施設の空き状況照会や予約申し込みができる。申請書自動作成サービスは、市役所の市民課と税務課の窓口に端末を設置して各種申請書を作成できる。
証明書自動交付サービスは、市役所に証明書自動交付機を設置。これは銀行のATMのようにタッチパネルで操作し、住民票の写しや印鑑登録証明書の交付実験ができる。図書カードは、図書館の利用カードと同様にバーコードを印刷して代替する。
このうち、公共施設予約サービスと図書カード代替は、実証実験が終わったあともそのまま使える予定。市総務部情報政策課では「新しいサービスの体験をしたい方はぜひ応募を」と呼びかけている。問い合せや申し込みは同課(電話:0256-34-5511)へ。
■関連リンク
三条市ホームページ
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