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高橋燕市長、法定協議会設置の提案を断念(2003.2.14)
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高橋甚一燕市長は14日、市議会各派代表者と県央東部合併研究会議会選出委員を集めて24日開く予定だった臨時議会で合併の法定協議会の提案を行わないことを説明、続いて県央東部合併研究会に参加する三条、田上、栄、下田の各首長にも同様に説明した。
午前9時半に市議会各派代表者と県央東部合併研究会の議会選出委員の8人を集めて「議員の代表と協議した結果、24日臨時会を開いての提案は見送らざるを得ない」と話した。
県央東部合併研究会議会選出議員として高橋市長の説明を受けた塙豊燕市議の話では、高橋市長は提案は見送りたいので意見を聞きたいと求めたと言う。
さらに合併は推進したいが今は議員全員の理解を得られていない、少しでもいいチャンスをとらえていきたい、やっと市民が関心をもった状況で、吉田の状況もふまえて、もう少し状況をみてもっていきたいなどと話したと言う。
塙市議は「なんとか合併を成し遂げないと、燕の将来はない」と話し、基本的には合併は市長の意欲にかかっていると見る。
続いて午前11時に三条・燕地域リサーチコアに三条、田上、栄、下田の各首長を召集、同様の説明を行った。県央東部合併研究会の構成5市町村は24日、いっせいに臨時会を開いて県央東部合併協議会設置についての議案を提出する予定だった。
しかし5市町村の枠組みを前提とした提案であり、そのなかのひとつが欠けても成立しないため、24日の臨時議会召集はすべて取りやめになった。
燕市は先に合併アンケートを行い、結果を発表した。結果は合併に反対する人が賛成を上回ったものの、それをもって賛否を決するほどの明確な数字は出なかった。これを受けて10日、高橋市長は市議会議員協議会で法定協議会への参加を表明、臨時会に議案を提出する考えだったが、それからわずか4日後に前言を撤回したことになる。
また、このあと午後1時から村上市で開かれた会合に三条、燕、加茂の県央地域3市長が出席、顔をそろえた。
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県央東部合併研究会関連データ〜ニュースタンク
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