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三条勤少ホームが市長を囲んで座談会(2003.2.14)
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三条市勤労青少年ホーム「ソレイユ三条」(長谷川トミエ館長)は、13日午後7時45分から同ホームで高橋一夫三条市長を囲んでの座談会を開き、「安心して子育てが出来るまちづくり〜姿勢に若者の声を届けよう!」をテーマに市長と意見交換した。
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三条市勤労青少年ホーム「ソレイユ三条」で高橋一夫三条市長を囲んで座談会
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座談会には高橋市長をはじめ、民生部長と財務課長や市民団体代表、同ホーム利用者の青年など45人が参加した。
同ホームは昨年8月にも高橋市長を講師に「今・若者に期待するもの」のテーマで講演会を開いた。そのなかであった、子育て中の社会参加に市の支援策を求める意見に高橋市長は「どんな事が必要か話し合って欲しい」と具体策の提示を求めた。
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利用者の意見に答える高橋市長
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これを受けて同ホーム利用者と職員ら13人が「理想の数だけ子どもを持ちたい」「いつでもどこでも安心して相談できる環境」「結婚・子育て中でも社会参加するために」「若者が集まるまちづくり」の4つのテーマで現状を調べ、要望をまとめて発表した。
要望は、合併するなら乳幼児の医療費助成や保育料などは安いところで統一してほしい、平日の日中に行っている育児相談をインターネットでも行ってほしい、育児休暇を取りやすく、産休や育休を利用しても職場復帰しやすい環境づくりをしてほしいなどと求めた。
また、同ホームに登録する利用者のうち20.7%が職業欄が空欄であることから雇用対策も求めた。
高橋市長は、さらに突っ込んで質問。「お金があれば、仕事を辞めて子育てをするの?」の質問に利用者の女性は「一生の仕事にめぐり合いました。仕事は続けたい」。男性で「お金があれば、子育てしたい」という声もあった。
また高橋市長は、無職の人に対して「好んでフリーターなのか、定職につきたくてもないのか」と質問したうえで、「米国では何のキャリアもない新卒の募集はない。学生のときのアルバイトも職歴とする。運転手やプログラマーなど、こういう仕事をするから、こういうことができる人を雇う。日本もそうなりつつある」と、学歴にしばられず、職場でのキャリアも大切にするよう求めた。
■関連リンク
三条市勤労青少年ホーム「ソレイユ三条」
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