燕市立燕中学校(皆川弘保校長・生徒730人)は、17日午前10時から新築した屋内運動場アリーナでその竣工式を行い、来賓や在校生など約830人が出席して完成を祝った。
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燕市立燕中学校の新しく生まれ変わった屋内運動場アリーナで竣工式
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高橋甚一燕市長は式辞で「以前の運動場は昭和401月に建築され、ピロティを備えた始めてのものであり37年間にわたり親しまれ、風景の一部として町並みに溶け込んでいた」と思い出を語り、「積極的に運動に親しむ知識や能力を育成し、スポーツの基礎体力の向上を図り、スポーツに親しむ人が築かれることを期待します」と期待した。
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グラウンド側から見た屋内運動場
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明るくなった剣道場
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さらに皆川校長は「この新しい運動場を思う存分に活用し、活力に満ちた教育活動を展開することを誓います」、生徒会長の3年生池沢賢明君は「新体育館を本日から使えることで、心から喜びと感謝の気持ちでいっぱいです」とそれぞれ感謝。吹奏楽部が新しい体育館での初演奏も披露した。
新しい屋内運動場は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造で、平屋建て一部2階建て。延べ床面積は2,453平方メートル。
1階のアリーナは1349平方メートルで、バスケットボールコートやバレーボールコートなら2面とられるほか、バドミントンコートで8面、テニスコートで1面とられる。ほかにステージ151平方メートルやトイレ、更衣室を備える。
2階は剣道場286平方メートルをメーンにミーティングルームやトイレがある。総事業費は6億4,459万5千円。財源内訳は、国庫負担金・補助金1億6015.7万円、地方債3億3336万円、一般財源1億5083.8万円。
アリーナの壁は上は淡いカーキ色、下は木のナチュラルカラー。天井は薄いグリーンの鉄骨がむき出しで、幾何学的な造形を見せる。
外観はこれまでのかまぼこ形ではなく、三角屋根になったことでイメージは一新し、すっきりした印象だ。
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