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三条市のまち美化ボランティア懇談会(2003.2.19)
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三条市では、18日午後1時半から三条市中央公民館で「まち美化ボランティア懇談会」を開き、市内のボランティア活動団体が1年間の活動の事例発表を行なった。
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18日開かれた三条市のまち美化ボランティア懇談会
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市民参加のきれいなまちづくりを進めようと、三条市は昨年4月にまち美化ボランティア制度を導入した。2月1日で40団体の1,536人が登録している。
懇談会は、活動団体交流を深め、制度の充実を図ろうと初めて開いたもので、25団体から32人が出席。市は高橋一夫三条市長はじめ7人が出席した。
事例発表では、それぞれの目で見た地域がごみの状況を報告した。「清掃しながら歩いていき、帰りに同じところを通ったらすでに新しいたばこの吸い殻が捨てられていた」「8月は花火のごみが目立った」「道路は通過点だと思って、ひんぱんに清掃しなくてもいいと考えて2カ月間しなかったら、空き缶が200個もあった」「道路わきの草がぼうぼうになっていて、それを刈ったらごみの山だった」。
また、たばこの吸い殻が目立つことから「歩きたばこを禁止してほしい。条例をつくって罰金をとってもいいと思う」という意見もあった。
その一方で「花を植えていると、これは何の花?と人が集まってくるのが楽しい」「活動を見て、仲間に入れてくれと来られた人もいる」と活動の輪の広がりも報告。活動を知らない人にもそれとわかるように腕章を作ったり、清掃範囲の区長に会員を見かけたらねぎらいの声をかけてほしいと頼むなど、活動のアピールの工夫の発表もあった。
高橋市長は「1年たって地道に行なってきたみなさんの活動が、少しずつ、少しづつ、周りに広がっているということでうれしく思う」と喜んでいた。
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