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三条市・代官島でハウス栽培のビニール被覆始まる(2003.2.27)
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三条市代官島の専業果樹農家を中心につくる代官島ハウス組合(石黒博之組合長・16戸)は26日、ことしもブドウとナシのハウス栽培のビニール被覆をスタートした。
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26日始まった三条市・代官島ハウス組合のハウス栽培のビニール被覆
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作業はこのあと3月8日、18日と合わせて3日間。同組合の16戸が家族総出で協力し合い、35人ほどでビニールハウスを1棟ずつ完成させていく。毎年、2月末から3月初めから始めているが、ことしは早い雪解けで、作業開始も少々、前倒しとなった。
代官島のハウス栽培の面積は約7.5ヘクタール。ハウス一辺20mの約400平方メートルから大きいものは1棟で1ヘクタールにもなり、形やサイズもまちまちだ。
男性はハウスの上で幅10mのビニールを固定し、女性はカーテンレールのような溝に針金を波状にしたようなスリングをはめ込んでビニールを固定していく。作業時間は小さいもので30分、大きいものは半日もかかる。
代官島では、昭和40年代後半からハウス栽培が始まった。ハウス栽培により出荷時期が早まり、雨や風の影響がを受けない品質の高い果物を作られる。初秋に出荷が始まるブドウは、ハウス栽培なら7月下旬から8月初旬に出荷でき、ナシも3週間ほど収穫が早まり、その分だけ市場価値が高まるという。
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