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加茂病院附属看護専門学校50人そろって卒業(2003.3.5)
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加茂市青海町1、県立加茂病院附属看護専門学校(高橋芳右学校長)は、5日午後2時から加茂市文化会館で第31回卒業証書授与式を行ない、50人が卒業した。
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県立加茂病院附属看護専門学校の卒業証書授与式で腫れやかな笑顔の卒業生
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卒業生は女45人、男5人の20歳から40歳まで。うち45人は県内の病院や施設、2人は県外の病院に就き、1人は県外の助産士学校への進学が決まっている。准看護師の資格をもつ人が看護師を目指して2年間、学んだ。
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涙をこらえての卒業生答辞
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式では、白い実習着の胸に赤いバラのコサージュをつけた卒業生とその保護者や家族、在校生、来賓、学校関係者ら約150人が出席。高橋学校長から卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡した。
式辞で高橋学校長は「入学時の50名が全員そろって卒業のきょうという日を迎えることを喜びたいと思う。今後も自己研鑽を積み重ね、それぞれの職場で能力を十分に発揮され、ご活躍されることを願っている」と期待した。
在校生送辞で三樹健一朗さん(33)は「恩師の眼差しまなざし、後輩たちの熱い視線が見守っています」。卒業生答辞で加藤良子さん(36)は「患者さんに何がいちばん必要か、気持ちがどこにあるのか、何もしてあげられない自分の無力さに悔し涙を流しました。命は何よりも重く尊いもので、そのことを肝に銘じ、今後、看護に従事していきます」と時折、声を詰まらせ、目を潤ませていた。
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