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燕市長が施政方針の冒頭で合併に進む決意表明(2003.3.5)
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4日開かれた燕市議会の3月定例会初日で、高橋甚一燕市長は平成15年度施政方針演説を行った。このなかで高橋市長は「東部合併の構成員として進むことが最良の選択」と、合併へ進む決意を改めて示した。
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施政方針演説を行う高橋甚一燕市長
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施政方針演説では、冒頭で合併について言及した。小泉首相の施政方針演説に始まって国の経済、財政の悪化、さらに地方分権、少子化、高齢化などの背景を示したうえで、合併は「避けて通ることのできない課題であり、地域としての前向きな挑戦」と必然性を説いた。
三条市、田上、栄、下田とともに5市町村で進めてきた県央東部合併研究会の経過のあと、平成15年度の市の予算は非常に厳しく、このままでは現状のサービスを維持することが困難なため「財政の面からも、将来を見通した街づくりの面から考えても、やはり、東部合併研究会の構成員として進むことが最良の選択であると考えております」とした。
また、一般質問では、本多了一市議が2月24日に予定していた法定協議会の設置を提案する臨時会の開催を見送った心境を質問した。
高橋市長は「今まで詰めてきた調査研究のことを考えますと、残念だの一言。13年1月18日、三条市との合併協議会設置が否決された、あの日のことは忘れない。将来を考えたとき、あのとき否決されたからこのままでよいかという思いがずっとあった。そういうことで県央東部合併研究会準備会を経て、研究会立ち上げに参画した」と、協議会設置の否決の再現を避けたかった考えを示した。
20歳以下の合併反対の回答が多かったことについては「びっくりしました。この世代の方が反対を選択したのはどうしてかと、みんなで話し合った。合併に対する理解を得る場が少なかったのでは。反省している。これからの若い人たちにもっと説明するべきだった」と反省した。施政方針の全文は次の通り。
■関連リンク
高橋甚一燕市長の平成15年度施政方針
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