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7日三条市内中学校卒業式で915人巣立つ(2003.3.8)
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三条市内7中学校すべては7日、そろって卒業式を行い、合わせて915人が9年間の義務教育を終えて、それぞれの学びやを巣立った。
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三条第二中卒業式で卒業記念合唱『はばたこう明日へ』を披露し、卒業証書を手に退場する卒業生
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高橋一夫三条市長が列席した三条市立第二中学校(本間邦朗校長・生徒数385人)では、午前9時半から同校体育館で第56回卒業証書授与式を行い、140人が3年間の思い出を胸に卒業した。
本間校長は登壇して卒業証書を受け取る卒業生一人ひとりに「おめでとうございます」と声をかけて祝福した。
本間校長は「今まで掲げた夢をさらに大きく、また、新しい夢を掲げた人も、実現に向けて強く思いをもちつづけ、力強く挑戦していってほしい」と、はなむけの言葉を贈った。
来賓の高橋市長は、会社社長だった31年前、新入社員との富士山登山で台風に見舞われたときにお年寄りの経験と知識に助けられたエピソードを紹介し、「お年寄りに親切にし、知識や経験を教えてもらうような青年になってください。そういう青年が多いことが、三条がいい町に、住みよい町になる」と祝辞を述べた。
卒業記念品として、PTAから卒業生に印鑑、卒業生から学校にパイプイス60脚をそれぞれ贈った。
在校生代表の中沢有紗さんは「二中での思い出を忘れずに、ますますご活躍されることを在校生一同祈っております」と卒業生への感謝の言葉、卒業生代表の難波良太さんは「明日からはそれぞれ違う道を歩いていく。力強い一歩を踏み出します。一人ひとりが夢の実現に向けて新しい場所で頑張っていきたい」と別れの言葉を述べた。
校歌、『蛍の光』を歌って閉式し、続いて卒業生全員がステージに上がって卒業記念合唱『はばたこう明日へ』を披露した。
指揮の高野祐也さんが「別れの歌ではなく、新しい道への第一歩の歌。今までたくさん迷惑をかけてきました。きょうは感謝の気持ちで歌います」とタクトを振り、3年間の思い出と別れを惜しみ、涙で歌えなくなる生徒もいた。
感傷にひたっている時間はあまりない。卒業生の大半は、11日の公立高校一般入試に挑み、13日の発表を待つ。
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