ニュースタンク
|
...見出し一覧へ
|
|
燕市成人式で421人が出席して“はたち”祝う(2003.3.17)
|
|
|
燕市は、16日午前10時半から燕市文化会館で平成14年度成人式を行い、春らしい陽気のなか振り袖やスーツ姿の新成人421人のはたちの門出を祝った。
|
16日行われた燕市成人式の会場ロビー
|
燕市の新成人は昭和57年4月2日から昭和58年4月1日までに生まれた502人で、うち421人が出席。式典、アトラクション、記念撮影の3部構成で行った。
式典の高橋甚一燕市長は、ざわついている新成人にたまりかねて、式典と祝辞は「せいぜい合わせても5、6分で終わります。その間だけでも静かにお願いしたい」と注意してから「将来の責任を大いに自覚をして、これから一生懸命、努力をしていただきたい」と式辞を述べた。
|
燕市成人式
|
来賓の大山治郎市議会議長は「豊かな若さ、将来の夢、創造性を持って自分の人生を力強く歩いてほしい」と祝いのことばを贈った。
アトラクションでは、新潟のお笑い集団、NAMARAの「ヤングキャベツ」の2人を司会に、商品券が54人に当たる大抽選会を行ない、上位当選者は「新成人の主張を30秒で」といった質問に答えるという趣向だ。
「市長へひとこと」という質問に振り袖を着た新成人は「消雪パイプを増やしてほしい」。高橋市長が「OKです」と答えると、すかさず司会者に「市長、そんなに簡単にOKしていいんですか?」と突っ込まれる場面もあり、和やかな雰囲気だった。
記念撮影は、卒業中学校ごとに2クラスずつ、市長や議長を囲んで記念撮影。あとでスナップ写真を含めた『成人式アルバム』を燕市写真師会が制作し、3,800円で頒布する。
数年前から全国的に新成人のモラルが問われ、式を見直す自治体が少なくない。燕市でも一昨年から来賓の数を減らし、式典の時間を短くするなどしている。
ことしは式典で私語や携帯電話を操作している人、化粧直しする人が目立ち、関係者も「例年に比べにぎやかですね」と苦笑していた。
新成人への記念品として、昨年は保険証手帳カバーだったが、ことしはその場で写真を撮り合ってもらおうとレンズ付きフィルムを贈った。
■関連リンク
平成14年度燕市成人式のスナップ
|