ニュースタンク
|
...見出し一覧へ
|
|
三条工業会、金物卸商組合が振興交流会(2003.3.20)
|
|
|
(協)三条工業会、三条金物卸商(協)、三条商工会議所は、19日午後6時から三条ベルナールで平成14年度振興交流会を開き、主催団体からメーカーと卸商社48社、61人が参加して中央の講師から「産地生き残りをかけた製販の取り組むべき姿とは」のテーマで講演を聴いた。
|
19日開かれた平成14年度振興交流会
|
メーカーと商社が連携して地場産業の振興を図ろうと毎年、振興交流会を開いている。今年度は(協)三条工業会が主管で、同組合の斉藤弘文理事長は「時代の変化を捉えて、対応し、強い意志で自助努力をすることが生き残りの秘けつ」とあいさつした。
|
講師の藤原肇(株)マーケティング企画代表取締役
|
講師は(株)マーケティング企画代表取締役の藤原肇さん。藤原さんは1940年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、東レ(株)に入社、マーケティング開発課長を経て78年に(株)マーケティング企画を設立。新規事業開発、商品開発、地場産業活性化等の計画策定や全国各地でマーケティングアドバイザーを務めている。
藤原さんは、大企業で十数年働いたが自分に向いていないと、今の会社を設立。両者の環境の違いを実感。「大企業ではなくて中小零細企業、大都市ではなくて地方と、全然違っていた。世界を相手に頑張って偉そうにしていたけど、日本の半分も知らなかった」と思い知った。
「中央の官僚、大企業、学校の先生方の95%は地方中小零細企業のことはまったく知らない。日本の経済が回復しない最大の原因はそういう人たちが日本の国策を担っているから」。そのあとの「2005年までに何をするか」「地域ぐるみの賢い戦略が世界を制す」「生活起点を全ての発想の原点」「夢があれば力を生む」「いろいろなアイディア提案をどうものにするか」の5つを柱に話した。
|