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男子茶遊会が吊り釜の趣向で市民呈茶席(2003.3.22)
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主に三条市内の茶道をたしなむ男性でつくる男子茶遊会(若穂囲明会長)は、21日午前10時から三条市丸井今井邸で第11回市民呈茶席を開き、参加者は春の趣向を茶とともに味わった。
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吊り釜の趣向を凝らした市民呈茶席、振り袖で参加する新成人
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春を題材にとらえ道具組みをした茶席の目玉は、3月の風物詩の吊り釜。天井に穴を開けられないので、木の枠を作って会員特製のヒルくぎを取り付け、そこから鎖をかけて釜を吊るしてできあがり。力業ともいえる男のアイデアと実行力に女性客は感心していた。
気軽に茶を楽しんでもらおうと春夏秋冬の年4回、呈茶席を開いている。春は三条市の成人式にあわせて開き、新成人には参加費を無料にしている。今回も同じ日に行われた成人式にぶつけたが毎年、2、3人の参加しかなく、会員は「初心者も大歓迎なのですが、なかなか若い人の参加は難しい」と話していた。
それでも、成人式が終わってから振り袖のまま参加した新成人は「おいしかったです」と、はたちのもうひとつの思い出に満足していた。
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男子茶遊会
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