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高橋燕市長が燕市除く4市町村の法定協設置を容認(2003.3.24)
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23日開かれた県央東部合併研究会(目黒剛会長)の第7回会議で、高橋甚一燕市長は先の首長会議で燕市を除く4市町村による合併法定協議会の設置を容認する発言をしたことを明らかにするとともに、6月をひとつの期限とする燕市の法定協設置の見通しについて「責任をもてるかと言われればわかりません。努力はします」と述べた。
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釈明を求められてマイクを手に答える高橋燕市長、前列のその右は高橋三条市長
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田上町の小野沢健吉委員の質問に答えたもので、小野沢委員は「内政干渉をするわけではないが、おそらく燕市のアンケート調査と燕市議会の対応の問題がこのことを遅らせたと思う。報道を通して聞かされてきたが、燕市長さんから何らかの釈明があると思って来た」と述べ、さらに6月には燕市も足並みをそろえて法定協設置へ向かう自信があるかと詰め寄った。
これに対し高橋燕市長は、燕市の意向調査や議会の反応などをみて2月14日に緊急招集した首長会議で、「皆さまにご迷惑がかかると思うので、燕を除いて4つでまず法定協議会をしていただいて結構です」と発言したことを明らかにした。
さらに首長会議の内容について話し、「燕は今、(法定協設置の議決を)出した場合、糸が切れると説明した。皆さん方からご意見をいただいたなかで今、切ってはいけない、もう少し検討し、(臨時会を開く予定だった)24日は一時、見送りしようと、決して私は延ばしてくださいとお話しはしませんでしたが、(4首長の)温かい思いやりで、延ばした。そのことで釈明をしなさいということであれば、そういう点で大変ご迷惑をおかけした。燕市は燕市の事情があるのでご了解たまわりたい」と責任を認め、理解を求めた。
しかし、6月までの見通しについては「責任をもてるかと言われればわかりません。努力はします」と答えるにとどまった。
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県央東部合併研究会関連データ〜ニュースタンク
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