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8日夜から強風は最大風速30.4m、三条市内でけが人も(2003.4.9)
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8日夜から9日朝にかけて県内では強い風が吹き荒れ、三条地域消防本部では瞬間最大風速30.4メートルを観測。この強風で三条市内では、男性が壊れた自転車小屋でけがをしたり、倉庫が半壊するなどの被害が出た。
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強風で壊れた三条市内の店舗のシャッター
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8日夜からの強風で、三条市内では自転車小屋が壊れ男性1人がけがをする事故や、倉庫が半壊、店舗のシャッターが壊れるなどした。三条地域消防本部調べの瞬間最大風速は8日午後11時53分に30.4mを記録した。
三条地域消防本部の観測では、8日午後10時過ぎから西寄りの強い風が吹き始め、午後11時53分に瞬間最大風速30.4メートルを記録。平成11年5月25日に31.4メートルを記録して以来、4年ぶりの強風だった。
風は翌9日朝になってようやく収まった。また、燕市消防本部でも8日午後11時34分に瞬間最大風速29.6mを記録した。
この強風で9日午前0時35分ころ、三条市鶴田1、廃品回収業中井照夫さん(52)が強風のため、自宅周りを見回るため外に出たところ、隣の家の間口8m、奥行き2m、高さ2mの鉄骨製の自転車小屋が土台からはずれ倒壊し、中井さんにぶつかった。仲居さんは、左耳、右足などを打撲や切るなどして病院で手当を受けた。
また、午前1時40分ころ、JR東三条駅近くの跨線橋付近の三条市東三条2、日本通運(株)所有の間口約10m、奥行き約5m、高さ約5mの鉄骨平屋トタンぶき倉庫が半壊。はがれたトタンなどが線路沿いの道路を半分ほどふさいだが、午前5時20分までに同社社員が撤去した。
ほかにも植木鉢が道路に転がっていたり、店舗のシャッターが壊れている店舗などがあり、ここ数年、台風でも経験しなかった強風は、まさに台風一過の跡のようだった。
また、市農林課やJA南蒲では、9日午前までに農業関係でそれほど大きな被害は確認してない。
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