燕消防前で恒例のサクラのライトアップ始まる

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燕市秋葉町3、燕市消防本部前の中ノ口川左岸で12日、ことしもサクラのライトアップが始まった。

12日始まった燕市消防本部前のサクラのライトアップ

燕市文化会館前の交差点から燕市消防本部の先までの土手の斜面に並び川面にせり出すように枝を伸ばすソメイヨシノ19本を、川面近くの低い位置に設置したナトリウム灯、ハロゲン灯、水銀灯の3種類、20基の照明で照らし出す。

漆黒に浮かび上がるサクラ

サクラのライトアップは市内の電気工事業社有志でつくる「燕を愛するライトアップクラブ」（横山三郎会長）が行っている。開花の早かった昨年は4日から点灯したが、ことしはそれより8日遅く、例年並み。初日はあいにくの雨だったが、まだつぼみが多く花の散る心配はなく、これからゆっくり楽しめそうだ。

20日まで午後6時に点灯し11時までのタイマーで作動するが、初日は8時過ぎに電気系統のトラブルで消灯。きょうからライトアップと聞いたドライバーは、子どもを抱いて車から降りたものの、どう見ても真っ暗なため、またすぐに車に乗り込んで帰っていた。

その後、同会の電気工事会社から2人がすぐに駆けつけ、雨のなか点検作業。東北電力三条営業所の所員が電柱に登り作業を行って再び点灯、サクラが照らし出されると、サクラのわきを通る車はスピードダウンし、吸い込まれるように安全な場所に車を停めて眺めていた。