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カラスの営巣による停電事故防止に協力を(2003.4.15)
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春先からカラスが巣づくりを始めるシーズン。東北電力三条営業所では、鉄塔や電柱でのカラスの営巣による停電を防ぐため、見つけたら連絡をと呼びかけている。
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電柱上にカラスが作った巣
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カラスは3月から7月が繁殖期。ふだんは集団で行動しているが、繁殖期にはペアになり、巣づくりを始める。
巣づくりの場所は、えさ場からの距離や見晴らし、ほかのカラスとの縄張りなどを考えて選ぶ。立ち木などが少ない場所では、鉄塔や電柱が格好な場所となる。
巣の材料が枯れ枝ばかりならまだしも、最近はクリーニング用の金属製ハンガーも使うこともある。これが電気設備の充電部に接触すれば、停電事故にもなりかねない。
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素材となった金属製ハンガー
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こうした停電事故を未然に防ごうと、さまざまな営巣防止策を施しているが、これといった決め手はなく、県知事の認可を受けて営巣を発見したら取りはずすなど、後手に回るほかない。
同営業所では繁殖期の間、設備パトロールを強化するとともに「カラスの営巣を発見したらご一報を」と協力を呼びかけている。連絡は同営業所(電話:0256-32-1411)へ。
■関連リンク
東北電力(株)
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