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三条消防管内で枯れ草火災など連続3件発生(2003.4.17)
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空気が乾燥して県内各地で枯れ草火災が多発した17日、三条地域消防本部管内でも午後から相次いで3件の枯れ草が燃えるなど火災が発生した。
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三条市曲淵2地内の枯れ草火災の現場
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最初は午後2時26分の119番通報。三条市曲淵2地内の空き地で、枯れ草約300平方メートルが燃えた。空き地には数軒の住宅が隣接しており、近所の人が煙に驚いて通報した。
消防が到着するまでの間、近所の数人が消火器や自宅からホースを延ばして水道の水で消火作業を行い、2時35分に火は消えた。
次の通報は鎮火から20分足らずあとの2時57分。下田村院内地内の田んぼのあぜで枯れ草を燃やしていた火が燃え広がり、枯れ草約6000平方メートルが燃えた。
その火が消えたのは3時23分だったが、まだ消火作業中の3時10分、今度は三条市諏訪地内の五十嵐川河川敷で枯れ草火災発生の通報。約3,000平方メートルが燃え、3時半に火は消えた。
最初の火災が発生してから最後の火災の消火まで、ほぼ1時間。その間に3件の火災を処理したことになる。
ここ数日、乾燥した日が続き、17日午後からは風も強くなり、同本部の観測では午後2時台の瞬間最大風速は14.2mだった。
17日は県内全域に枯れ草火災など多発し、小須戸町では、野焼きをしていた人が亡くなる火災もあった。
三条地域消防本部でも「乾燥した状態が続き、火災が発生しやすい状態。くれぐれも火の取り扱いには注意を」と呼びかけている。
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