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三条エコノミークラブ4月例会で異業種の意見交換(2003.4.18)
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三条エコノミークラブ(佐野庄市会長・120会員)は17日、4月ディスカッション例会を開き、「現状打破への道〜何もしなければ何も変わらない〜」をテーマに率直な意見交換を行った。
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異業種間で情報交換した三条エコノミークラブの4月例会
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会員が本音で意見交換する場として年に2、3回ディスカッション形式で例会を開いており、この日は今年度の1回目。会員55人が出席し、佐野会長は「業績のなかなか上がらないこの不況のなか、どうやって改善していくかディスカッションしてほしい」と、ほかの企業の取り組みに学び、自社での実行の可能性を探る有意義な意見交換を求めた。
異業種で組み合わせた7つのグループに分け、(1)経費削減や社員教育など社内での意識改革、(2)利益向上のために改善したことや取り組み、(3)同業種や異業種間でのネットワークの活用法の3点でそれぞれが実践していることや問題点を話し合った。
(1)と(2)では、経営者自身の前向きな姿勢が最も大切で、社員が最大限に効率よく働ける環境をつくり整えることが経営者の仕事。また、社員にコスト削減、利益向上のための意識をそれぞれが1日、1時間、1分間といった単位でどれくらいの仕事をしているかを数字で具体的に明示することが重要。数字的に持たせることが重要などの話があった。
(3)は同業者間の難しさはあるが、長い目で見るとどのような仕事が舞い込むかわらかず、今はネットワークの必要がなくても、困ったときに相談できる異業種のグループづくりが大切。自社の社員教育からも他社の工場見学が参考になるなどの声があった。各グループで話しあった意見を会社に持ち帰り、もう一度、個人個人が考え、良い所は踏襲し、自社の発展につなげて行こうとまとめた。
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三条エコノミークラブ
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