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下田村笠堀のミズバショウ群生地が見ごろに(2003.4.19)
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ミズバショウの群生地で知られる下田村笠掘地内の約1,000平方メートルの湿地では、ミズバショウが見ごろを迎えている。
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今が見ごろの下田村笠堀地内のミズバショウ群生地
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群生地は、八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」から国道289号線を大谷ダムに向かって約6キロ。「笠掘ダム」とある案内標識を過ぎて約200メートル、右手にミズバショウのイラストを描いた案内板が立つ。
車の乗り入れは禁止されており、そこから歩くこと約100メートル。トリの声と雪解け水の流れる音しか聞こえない空間にミズバショウが開く。
花びらのように見えるのは、純白の苞(ホウ)。それに包まれるように中心に棒状の花軸を伸ばし、今まさに見ごろだ。
下田村の話では、すぐそばで圃場(ほじょう)整備を行ってから栄養が少なくなったのか、苞が小振りになったと言うが、成長を競うように高さ20センチほどまで苞を広げたミズバショウがぎっしりと並ぶ様子は清そで愛らしい。
県央地域ではサクラも散り始めているが、山手の群生地周辺では、ウメが満開。サクラもようやく咲き始めたところ、これからが春本番だ。
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