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高橋三条市長、無投票で2期目続投へ(2003.4.20)
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20日告示された三条市長選は、現職の高橋一夫氏(65)=本町5=以外の立候補の届け出はなく、無投票で高橋氏の2期目続投が決まった。
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無投票ながら花束を手に当選に笑顔の高橋一夫氏
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高橋氏は午後3時半から事務所代わりの三条ロイヤルホテルで待機。ほかに坪井正康後援会長や渡辺勝利前後援会長や支持者をはじめ、栗原博久衆議院議員、嵐嘉明県議、竹山昭二県議、高橋甚一燕市長らも訪れた。
無投票はほぼ確実だったため、会場は3時間だけ借り、だるまも用意しなかった。
届け出の締め切りの5時を回ったところで佐野十九一後援会事務局長が無投票当選を発表すると、拍手がわいた。
高橋氏は「25日で任期が終わるわけですが、また28日から2年間、一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします」と短くあいさつ。以前から平成17年に三条市を含む県央地域の合併が実現したら新市長は後進にゆずる考えを示していることから、本来の任期は4年のところ、あえて「2年間」と話した。
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会見する高橋氏
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坪井後援会長の音頭で万歳三唱、嵐県議や竹山県議、高橋甚一燕市長らと笑顔で握手をかわした。
続く会見で高橋氏は「三条でも500億の金を、その市長の考え方で執行するわけですから、選挙はあるべきだと思う。また、私が4年間やったことに対して批判もあるだろう。その批判を知るためにも無投票は良くないと感じる」と、無投票は本意でないとの考えを示した。
合併については「三条に関してはあまり大きな問題ではない」と市民のコンセンサスを得ていることに自信を見せ、あいさつで2年間と言及したことには「結果的には4年になるかもしれないが、私は(平成17年に合併)するつもりだから2年」と説明した。
合併を前提にしてこれからの2年間、職員の削減や予算編成の権限を小学校単位の小さな枠組みに移すことなどの実現を目指すことに意欲を示した。
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