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spacer県央地区就職ガイダンス2004に学生200人余り参加spacer(2003.4.224)

三条、巻の公共職業安定所などは、23日午後1時から県央地域地場産業振興センターで県央地区就職ガイダンス2004を開き、来春に卒業の大学生や短大生、専門学校生など200人余りが訪れ、県央地区企業の担当者から生の情報を聞いた。

23日開かれた県央地区就職ガイダンス2004

23日開かれた県央地区就職ガイダンス2004

参加企業は県央地区のメーカー、金型、商社、スーパーなど32社。三条公共職業安定所岩名洽所長が「県央地区の発展のために若い力を貸していただきたい。自分を大いに売り込んでください。企業には1人でも多くの採用をお願いしたい」とあいさつして始めた。

リクルートスーツの学生は、参加企業一覧などで目当ての企業を探し、各企業ごとのコーナーを訪れた。始まってすぐに総合ギフト商社や工具、DIY用品などの企画販売製造会社など数社には10数人の列ができ、自分の番がくると人事担当者から事業内容や求人内容の説明を受けて熱心にメモを取りながら聞いた。

県内大学生は「地元に就職したいと思い参加した。きょうは3、4社を回るつもり」、さっそく面談した専門学校生は「受験日や会社訪問の方法を質問した。製造業に就きたいと思っているが専門学生の(製造業の)募集企業が少ない」などと話していた。

また、参加企業担当者は「多数採用できる景気のいい時代はそうでもなかったが、今は採用する人数も少なく、人物としてよければ個性のある方が数年後の会社が面白くなると考える。いろいろなタイプの人が欲しい」と話していた。

参加した学生は昨年より40人ほど少なく、参加企業も3社減った。全般に活況がなかったのは雇用環境の厳しさを反映していたように見える反面、就職難でも意外に学生の危機感は弱いようにも見えた。