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三条図書館が子どもの読書活動で文部科学大臣賞(2003.4.26)
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三条市立図書館(羽賀吉昭館長)は23日、子どもの読書活動優秀実践図書館表彰として文部科学大臣賞を受けた。
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文部科学大臣名の表彰状を手に羽賀吉昭三条市立図書館長
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この日、皇太子妃殿下も出席されて東京で行われた平成15年度「子どもの読書の日」記念・子どもの読書活動推進フォーラムで表彰が行われ、梅津玲子三条市教育委員会生涯学習課長が上京、参列して遠山敦子文部科学大臣賞名の表彰状を受けた。
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三条市立図書館子どもコーナー
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子どもの読書を推進する活動を表彰し、功績をたたえようと昨年度から行われている文部科学大臣表彰。学校、図書館、団体・個人と対象によって3種類の表彰がある。
同図書館が表彰を受けた子どもの読書活動優秀実践図書館表彰は、ほぼ各都道府県1図書館にあたる51図書館が表彰され、本県では同図書館だけ。昨年度の白根市立図書館に続く表彰となった。
職員が図書館の外へ出て読み聞かせを行う「おはなしの出前サービス」を始めて10年、学校へ出向いて利用案内やブックトークを行う「学校訪問」もすでに20年。ほかにも「こども映写会」「緑陰図書館」「母と子の読書会」と子ども向けの取り組みは数多い。
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三条市立図書館
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昭和58年に今の図書館が開館、「子どもコーナー」が新設されてさらに充実。こうした同図書館の子どもの読書推進のアプローチは、県内の図書館の注目を集め、先駆となってきた。
羽賀館長は「今の図書館ができて20年、地道な取り組みが成果を生み、積極的な活動が評価されたのだろう」と表彰を喜び、「これからは幼児への読み聞かせ、読書活動にもっと力を注ぎたい。幼児のうちに本に親しめば、おとなになっても必ず読書するはず」。
秋には10カ月検診のときに母子に絵本2冊をプレゼントし、幼児の絵本との接し方をアドバイスする新たな取り組み「ブックスタート」を始める。
■関連リンク
三条市立図書館
子ども読書活動推進ホームページ
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