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10日深夜、三条市内の国道8号線で車2台が正面衝突し、1人が死亡、4人が重軽傷を負う事故があった。
午後11時50分ころ、三条市大野畑地内の国道8号線で、長岡方向から白根方向へ進行する大潟町九戸浜、佐藤智弘さん(25)運転の普通乗用車と白根方向から長岡方向へ向かっていた三条市東大崎2、田中笑子さん(22)運転の軽自動車が正面衝突した。
さらに軽自動車に同乗していた三条市月岡、会社員阿部哲也さん(34)は、両足大腿骨と骨盤を骨折、普通乗用車の助手席に乗っていた吉川町山直海、会社員安藤秀樹さん(25)は右足首を骨折の重いけが。乗用車を運転していた佐藤さんは胸部打ぼく、乗用車の後部座席の柿崎町百木、会社員新部圭介さん(21)は右ひじにすり傷の軽いけがをした。 現場は、三条大橋の長岡側たもとで、裏手が済生会三条病院のうるおい広場前。三条署では、普通乗用車の佐藤さんが対向車線に進入して、田中さんの運転する軽自動車と正面衝突したものと見て捜査している。 付近の国道8号線は、事故現場を含む三条大橋とその前後の区間に中央分離帯がないが、ほぼ直線で見通しはいい。 |
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この事故で軽自動車を運転していた田中さんは、下大静脈裂創などによる出血性ショックのため事故から8時間半後の午前8時23分、搬送先の燕労災病院で死亡した。