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三条市の弥彦線高架下緑道で野外ギャラリー(2003.5.17)
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三条市は17日、JR北三条駅から東北電力(株)三条営業所前までの弥彦線高架下緑道で「やひこせん野外ギャラリー」を開き、オープンギャラリーに見立てて市民の絵画や造形作品を展示した。
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17日、三条市の弥彦線高架下緑道で開かれた「やひこせん野外ギャラリー」
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約500メートルの区間の緑に市民が制作した水彩画40点、鍛金工芸2点、鉄彫刻2点、ふるさと絵画作品9点の計53点を展示。絵画は額に入れてコンクリートの高架の柱に掛けたり、イーゼルに載せたり、造形作品は台の上に置いてお披露目した。
屋外の展示なので荒天は大敵だったが、午後2時の18.6度(三条地域消防本部調べ)まで気温が上がるさわやかな青空に恵まれ、歩道を歩く市民は、いつもとは違う景色の歩道のギャラリーを楽しんでいた。
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家族連れの見学も
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知り合いの作品を見に来た年配の女性は「屋外での観賞は気持ちのいいものですね」とにっこり。毎日、緑道でイヌの散歩をする主婦は「いつもは、この辺りで帰るけど、きょうはもう少し先まで行ってみます」と、ふだんと違う緑道の風景を楽しんでいた。
また、ギャラリー区間を管理している「まち美化ボランティア」の男性は「このために恥ずかしくないように草取りをしました」。ふだんより大勢の人が通っていると話していた。
三条市では、昨年6月から市役所内に弥彦線高架下活用検討グループを設置して活用方法の検討を行っており、「やひこせん野外ギャラリー」はその実験的イベント。この成果を踏まえ、6月に最終的なまとめを行い所管課へ活用法を提言する。
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