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三条EC例会で(株)スノーピーク社長が講演(2003.5.23)
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三条エコノミークラブ(佐野庄市会長・120会員)は、22日午後7時から三条信用金庫本店で5月例会を開き、(株)スノーピーク(本社・三条市三貫地)の山井太代表取締役社長を講師に「オンリーワンになろう〜世界にわが社を売り込むために〜」のテーマに講演を聴いた。
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三条エコノミークラブ5月例会
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会員70人が参加。山井社長は自身が所属した三条青年会議所や三条工業会青年部で付き合った会員もいることから「ちょっと照れくさいですが」と話し始め、創業者の跡を継ぐ二代目という同じ環境の会員に、負けないブランドイメージの擁立、ユーザー本位の商品開発など、自身の考え方やこれまでに実践してきたことを話した。
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講演する山井太(株)スノーピーク社長
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11年前に亡くなった創業者の父幸雄さんは熱心なクライマーで、自らもユーザーの立場で欲しいもの、なくてはならないものを形にし、仮説検証を繰り返した。その精神を継承して現在、世界14カ国に販売網を広げる。
世界のアウトドアのエキスパートの間で創業者「山井幸雄」の名前が知られるようになったとき、「第2世代の経営者は、第1世代をよくすることができる。現在がいい会社は過去もいい会社にできる。良くするも悪くするも私たちしだい」と第2世代の責任の大きさを話した。
さらに、自身がこれまでに取り組んできた主体性をもった経営、社内での企業理念の浸透、エンドユーザーに対する意識などを具体的に説明した。
最後に「三条の将来は、青年である皆さんたちがどうするかで決まります。心からエールを贈りたい。反面、皆さんがやらないと町はつぶれますよ」と激励。一方で三条工業会青年部は、ほかの業界団体に呼びかけて来年4月をめどに三条商工会議所青年部の発足を計画しており、具体的な産業施策を若者の手で作ろうと協力を求めた。
聴講した会員は同じ第2世代の山井氏の話に自社の悩みなどのヒントを探すように真剣に聴き入っていた。
■関連リンク
三条エコノミークラグ
スノーピークオフィシャル ウェブサイト
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