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前夜祭凧パレードで三条凧合戦の幕開き告げる(2003.6.7)
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7、8の2日間の三条凧(いか)合戦を前に三条凧協会(早川喜志郎会長)は、6日午後6時半から三条市の目抜き通りで前夜祭凧パレードを行い、色とりどりの大凧が町を進んで市民に三条凧合戦の幕開きを告げた。
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6日行われた三条凧合戦の前夜祭凧パレード
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合戦に参加する21の凧組のうち、19組が参加。新潟ダビッドソンクラブの大型バイク、ハーレーダビッドソン10数台の先導で凧組ごとにプラカードを掲げ、六角凧を持って一ノ木戸商店街から三条市中央公民館まで、総勢約400人でパレードした。
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ハーレー・ダビッドソンの先導で凧が行進
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山浦仏壇店前で一礼
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凧は「30枚ド」と呼ぶ畳2枚半の大きさと「50枚ド」と呼ぶ畳3枚半サイズで計約150枚。以前は畳13枚半分もある「150枚ド」もあったが、道路幅いっぱいになって交通の妨げになるため、今は見られない。
合戦参加者の子どもパレードに加わり、凧の糸を引いて「わっしょい、わっしょい!」。パレードのにぎやかさに比べると沿道の見物人は少なかったが、勇壮な凧と子どもたちに目を細め、たまたま通りかかった会社帰りの男性は「カメラ持ってくればよかったな」と残念そうだった。
また、昨年の合戦では会長だった故山浦日出夫前会長の自宅である山浦仏壇店前では、山浦前会長に凧を見せるように店のほうに向けて一礼をして通っていた。
三条凧合戦は7日午前10時、三条商業高校裏手の五十嵐川右岸河川敷で火ぶたを切る。予報では2日間とも晴れ間が広がりそうだが、天気図では冬に多い西高東低の逆、東高西低で風が弱そうなのが心配。風が弱ければ、凧を揚げるテクニックが勝負に大きく影響するだろう。
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