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燕商議所が改めて合併推進で燕市長と市議会議長に要望書を提出(2003.6.17)
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燕商工会議所(高橋作衛会頭)は16日、高橋甚一燕市長と赤塚市議会議長に「県央産業都市広域圏の形成に向けた地域づくり(市町村合併)へのいっそうの促進について」の要望書を提出し、産業経済面から県央東部合併の実現を求めた。
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左から燕商工会議所の今井専務、小柳副会頭、山崎副会長、高橋会頭、そして要望書を受け取る高橋市長
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午後5時に燕商工会議所の高橋会頭はじめ山崎悦次、鳥部勝敏、小柳考礼の3副会頭、今井正弘専務の5人が市役所を訪れ、高橋市長に要望書を手渡した。
同会議所は2月12日にも三条商工会議所と連名で「県央東部地域の合併について」と題した要望書を燕、三条両市の市長と市議会議長に提出しており、高橋会頭は合併について「業界としては重ね重ねですが、強力に推進して、意を強くして任にあたっていただければ」と要望した。
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赤塚市議会議長(中央奥)にも要望書を提出
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高橋市長は、反対派の市議の多数がはっきりしていることや、関連市町村から燕市が早く県央東部合併に対する態度をはっきりさせるよう催促されていることに悩んでいることを話した。
高橋会頭は、業界でも市長を後押しする意向を話した。しかし、高橋市長はタイムリミットが迫っている県央東部合併の法定協議会の設置提案について「今現在はだめな方ですね。議会議決ですから」と、提案しても否決がほぼ確定的な市議会の状況を説明すると、高橋会頭らからは思わずため息がもれた。
続いて高橋会頭らは正副議長室を訪れ、赤塚市議会議長に要望書を手渡した。高橋会頭は「産業界として東部合併がメリットがあると考える。日程が詰まってきている。ぜひとも議会の皆さまにわれわれの要望をくみ取っていただきたい」。
なおも「何はともあれ、もう一回お願いし、東部合併を考えていただきたい。町の将来を考えると東部合併にはメリットが多い」と、懇願するようなトーンで重ねて要望した。
県央東部合併に賛成の赤塚議長は、今議会中に市長が法定協議会設置の提案をするかしないか、態度を決める考えを明らかにしていることから、「もう少し早ければ」、「もう終わったようなもんだ」と、すでに白旗を上げたかのような回答だった。
同席した県央東部合併に反対の大岩勉副議長は「いつもタイミングが悪い」と同会議所の動きに苦言。それでも「できる協力はさせてもらう」と、17日に全市議に要望書を配布するとした。
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県央東部合併研究会関連データ〜ニュースタンク
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