ニュースタンク
|
...見出し一覧へ
|
|
舘野地蔵尊保存会が燕市に8万円余り寄付(2003.6.17)
|
|
|
燕市舘野地内にある地蔵の保存に務める舘野地蔵尊保存会(湯川政治会)は16日、社会福祉に役立ててほしいと燕市に80,072円を寄付した。
|
左から寄付を手渡す湯川秀美さん、湯川舘野区長、高橋燕市長
|
午後零時半に湯川会長代理の妻、秀美さんと舘野区長の湯川保さん、地元の赤塚功市議、田辺博市議の4人が市役所を訪れ、高橋甚一市長に寄付金を入れた箱を手渡した。
昔、舘野地内の街道沿いにある地蔵のお告げで知らされたという井戸から、やけどや傷を治す鉱泉が出た。戦後、井戸は管理されずに塞がれていたが、9年ほど前に湯川会長がその井戸のある土地を買い取り、再び井戸を整備した。
あわせて井戸のわきに新しい地蔵を建立、さい銭箱を置くと参拝者や水を分けてもらった人がさい銭を入れるようになり、その浄財を平成7年から毎年6月に行なっている地蔵様の祭りの前に寄付している。
今回は昨年を4,000円余り上回る100,072円の浄財があった。昨年から、浄財のうち2万円はユニセフに寄付しており、今回も同様で残りの80,072円を燕市に寄付した。
秀美さんは「お参りに来た人に井戸の場所を聞かれた近所の人の話では、あの水を沸かして風呂に入ったら子どもが授かったとお礼参りに来てくださる方や東京からもお参りに来られた」と話していた。ことしの地蔵祭りは24日だ。
|