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日本共産党中央委員らが燕地域のアクションプランを視察(2003.6.20)
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日本共産党の笠井亮中央委員らは19日、県の燕地域地場産業振興アクションプランに取り組む燕市を視察に訪れるとともに、高橋甚一市長を表敬訪問した。
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燕市を訪れた日本共産党のアクションプラン視察団、いちばん右の奥が笠井中央委員
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日本共産党の前代議士の笠井亮中央委員・国際局次長、川俣幸雄新潟県委員会政策委員長と燕議員団の本多了一市議、長井由紀夫市議、早渡伊一燕民主商工会事務局長ら10人は、午後1時半から地場産業振興センター、3時からマグネシウム合金の表面処理に取り組む(株)中野科学=燕市小池=を視察し、4時に市役所を訪れた。
笠井中央委員は「経済をなんとかしなくてはならない。地域経済の活性化が大テーマ。党としても何をしなければいけないか勉強させていただきにうかがった。地場産業が大事だなと勉強させてもらった」とあいさつした。
高橋市長は、自身も燕市の経済界のなかで育ってきた一員として燕市を取り巻く厳しい経済環境を説明。具体的に工業出荷額は平成3年に2,371億円から最近は1,400億円台に落ち込んでいる厳しい状況にある。
そのなかでも新たな活路を見いだそうと中小企業振興条例の制定や研磨業者の協同受注グループ、磨き屋シンジケートといった取り組みを紹介し、「中国に負けない技術はある」と技術力の高さを強調した。
笠井中央委員はアクションプランでマグネシウム加工に取り組んでいることに注目。「中野科学さんが、日本一の地場産センターになりうると言っていた。マグネシウムの世界一に到達して産地として一番にならなくてはならないと。こういう意欲を持っている燕はすごいなと思う」と高く評価した。
高橋市長は「産業がよくならないと生活ができない、若者の働く場がない、就職する場がない、そういう地域にはしたくない」と話ていた。
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