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27日まで杉山繁行・森のトロールたち展(2003.6.23)
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三条市大野畑、済生会三条病院(品田章二院長)は、20日から7月12日まで同病院で「杉山繁行・森のトロールたち展」を開いており、三条市一ノ門2、杉山繁行さん(44)が北欧のモンスター、トロールをモチーフに描いた作品30点を展示している。
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7月12日まで済生会三条病院で開かれている「杉山繁行・森のトロールたち展」
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杉山さんは、似顔絵やそれを立体的にした人形の制作で全国的に知られてる。6年ほど前にノルウェーの土産にトロール人形をもらったのがきっかけでトロールを描き始めた。
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「トロールたちの大合唱」
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「石のトロールたち・若者たち」
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「トロールの森の小道」
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「トロールたちは林檎の季節」
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これまでにミネルヴァの森「水と森林のイメージイラスト展」優秀賞、越後湯沢全国童画展入選3回、2003年リネテックス・ビエンナーレ入選、筆あそび大賞奨励賞など高い評価を受けている。
同病院では、平成13年6月にも同様に杉山さんの作品を展示しており、今回はその続編。外来2階通路の壁面を利用したアートギャラリーに作品が並ぶ。
アクリル絵の具、ペンと水彩絵の具を使い、はがき大から40号ほどの作品で、円形のキャンバスやかまぼこ板、石に描いたストーンアートもある。
トロールは夜、活動し、太陽の光にあたると石になるという。そのために暗いトーンの作品も多いが、杉山さんのトロールは、闇の中で目を金色に輝かせ「次はどんないたずらをしようか」と企んでいるように映る。
森の木も一緒に楽しそうな音楽会を開いていたり、緑の森の中を元気いっぱい駆けていたりと一人ひとりの表情は明るくユーモラスだ。
丸いキャンバスに描いた、トロールが魔法のほうきならぬ魔法の筆に乗って空を飛ぶ作品は、来年の筆屋のコンクールに出品する作品。食のコンクールに出品した「トロール顔の女」のサブタイトルで描いた作品は、元「モーニング娘。」の保田圭さんがモチーフで、トロールと同様に遊び心にあふれた作品展となっている。
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