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2年ぶりの県央広域消防応援協定の合同訓練(2003.6.29)
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県央広域消防応援協定を結ぶ県央11市町村を管かつする消防本部と消防団は、29日午前8時半から燕市・スポーツランド燕で大規模災害を想定した合同訓練を行った。
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29日行われた県央広域市町村圏消防応援協定の合同訓練
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県央広域市町村圏消防応援協定は昭和45年に三条、加茂、燕、吉田、分水、栄、田上、寺泊、弥彦、岩室、下田の県央11市町村を管かつする三条地域、加茂地域、燕市、西部広域の4消防本部と11消防団で締結した。平成9年から1年おきに4消防本部の回り持ちで行っている。
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一斉放水訓練
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訓練には各消防機関から車両32台、195人が参加。燕市を震源とする震度6の地震が発生し、小牧地区で建物が倒壊、火災が発生したと想定。午前6時半に燕市消防本部から各消防本部へ災害発生と応援要請をファクスで連絡する応援要請訓練に始まり、午前8時半から会場で部隊集結訓練、無線運用訓練、救急救助訓練、放水訓練などを行った。
放水訓練ではグラウンドの外周から数十台の消防車がグラウンドに向かって一斉に放水し、はしご車は体育館の屋根より高くはしごを伸ばして体育館の屋根に向かって放水した。
見学に訪れた小さな子どもを連れたお母さんは実戦さながらの隊員のきびきびした行動に「迫力がありましたね」と話し、訓練終了後に整列した数十台の消防車や救急車と子どもをカメラにおさめていた。
閉会式で小野塚栄治郎燕市消防本部消防長は、災害発生要因が複雑化する近年、いかに対応するかが大切な課題として「密接な連携のもと、住民の期待に応えるべく尽力していただきたい」と激励した。
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