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三条市が一ノ木戸商店街で交通安全総点検(2003.7.5)
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三条市は4日、市内の一ノ木戸商店街で交通安全総点検を行い、実際に歩いて県道三条下田線の三条市神明町、パルム2から一新橋北詰交差点の間で安全をチェックした。
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4日、一ノ木戸商店街で行われた交通安全総点検
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交通安全総点検は、地域住民と行政が一体となって誰もが安心して利用できる道路環境づくり、交通の安全確保しようと平成8年から全国で始まり、県内では80市町村が取り組んでいる。
三条市では平成11年に行って以来、今回で2回目。一ノ木戸商店街周辺の4つの自治会と一ノ木戸商店街、三条市身体障害者福祉会、三条警察署、三条土木事務所などから33人が参加した。
いろいろな人が通行することを想定し、車いすに乗ったり、腰、足、腕につける重り、視界を狭くするゴーグルなどからなる「高齢者体験セット」を身に着け、歩道を歩いて安全性を点検し、チェックシートに書き込んだ。
チェックシートは歩道の段差や広さ、側溝のふたが壊れているところ、舗装の傷んでいるところなど10項目あり、危険カ所や直したほうがいいところ、どのように直したらいいか記した。
参加者は古くなって壊れている歩道の舗装が多いことや、車いすに乗ってみると意外と段差だらけの歩道などに驚いていた。ふだんも車いすを利用している人は、横断歩道で数センチ低くなっている側溝の問題を指摘。側溝の幅が車いすのタイヤの直径と同じくらいで、「横断しようと思っても、この側溝の段差にはまってしまい、自力では動けなくなった」と話していた。
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