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三条市・パルム1に多目的スペースがオープン(2003.7.5)
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三条昭栄開発(株)=社長・高橋一夫三条市長=が4日、三条市神明町・パルム1の3階に多目的スペース「スペース翔」がオープン。あわせて同じフロアにテナントの小売店2店もオープンし、一昨年に閉店まで追い込まれたパルム1は力強い鼓動を取り戻した。
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4日、パルム1にオープンした「スペース翔」のこけら落としで開かれている第8回高井茂と絵心感性の会・写生展
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スペース翔は三条昭栄開発の自主経営で、8.1×27メートルの190.5平方メートル、天高2.8m。賃貸の多目的スペース。
利用は午前10時から午後7時半まで、利用料は1時間2,000円で前後の準備やあとかたずけは1時間1,000円。主に展示会場としての利用が見込まれ、公的施設では難しい販売もでき、会場使用料だけでいい。
会場利用者は立体駐車場の駐車料が2時間無料になる。北上専務は「スペースをお貸しするのですから、いろいろな用途に使っていただきたい」と話している。
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「スペース翔」とあわせてオープンした右手前が「ジュエリー小町」、左奥が「マルヒロ靴店」
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このこけら落としとして三条市の墨彩画家高井茂さん主宰の写生グループ「絵心感性の会」(牛腸恒夫会長・28人)は4、5、6の3日間、会場で第8回高井茂と絵心感性の会・写生展を開いている。
文化活動を行う市民などから展示会場の開設の要望があった。市民に親しまれた展示スペースを備えた三条市・まるよし本店が昨年9月に閉店したことも、そうした声を高めた。
また、スペース翔の並びには、靴販売のマルヒロ靴店の388.93平方メートル、アクセサリー販売のじゅえりー小町の24.30平方メートルのテナント2店舗がオープンした。
これで、パルム1は4階フロアすべてと5階の一部が空いているだけとなったが、4階フロアは使い道は三条市と共同で検討しており、5階の一部は複数企業と入居を話し合っている。
パルム1は一昨年1月、キーテナントだったジャスコが撤退するとともに閉店。昨年10月に食料品のパワーズフジミの入居で営業を再開して以後、順調にテナントを増やしてきた。
パルム1は当初の昭栄地区市街地再開発という目的では大きな挫折を味わったものの、コミュニティセンター的な色合いを強めて着実に市民の支持を得ている。
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