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三条地域消防から2チームが東北地区救助技術指導会へ進出(2003.7.18)
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三条地域消防本部は11日、新潟市で開かれた第20回新潟県消防救助技術大会で全9種目のうち6種目に出場し、うち2種目で、上位大会の第32回東北地区支部消防救助技術指導会に県代表で出場することが決まった。
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奥左から「ロープブリッジ救出」の赤塚さん、小宮山さん、丸山さん、小柳さん、手前左から「ほふく救出」の細野さん、熊谷さん、関川さん
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同本部は、19チームが参加した4人1組の種目「ロープブリッジ救出」で1位、27チームが参加した3人1組の「ほふく救出」で5位となり、それぞれ県代表に決まった。上位大会の東北地区の指導会は8月5日、仙台市で開かれる。
ロープブリッジ救出は、逃げ遅れた要救助者をとなりのビルなどからロープを渡って進入し救出することを想定し、水平に張った20メートルの渡過ロープで対面の塔上へ進み、要救助者を救出ロープに吊り下げ、けん引救助し脱出。ほふく救出は、ビルや地下街で煙にまかれた人の救助を想定し、1人が空気呼吸器を着けて8メートルの煙道から要救助者を屋外に救出する。
上位大会出場チームの隊員は連日、本番へ向けて同本部訓練場で練習を重ねている。救助は安全のため肌を出してはならず、隊員は暑さに関係なくヘルメットをかぶり、長袖のつなぎ服に皮手袋のスタイル。「全国大会出場を目指します」と話す訓練中の隊員のひたいからは玉の汗が流れている。
同大会は安全、確実、迅速を基本に、日ごろの訓練で磨かれた救助技術を競うもので、全国の消防救助隊員が参加し、県大会、地区支部大会、全国大会と開いている。同本部では、毎年2、3種目は東北地区支部大会へ参加しており、全国大会へは平成12年に個人種目で出場、団体種目のロープブリッジでは平成9年に出場している。ことし東北地区支部消防救助技術指導会への出場チームの隊員は次の通り。
▲ロープブリッジ救出=小柳安彦士長、赤塚健太郎副士長、丸山隆夫副士長、小宮山浩二副士長▲ほふく救出=熊谷聡士長、関川豊也士長、細野孝夫消防士
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