県内各地で大雨洪水警報が発表された21日、三条市でも未明に雷を伴った強い雨が降り、1日の雨量は30ミリを超えるまとまった雨になった。
|
三条市三貫地地内のハス畑、奥に写るのは景雲橋
|
三条地域消防本部の観測では、午前6時までの1時間に18.5ミリの雨が降ったの最高に明け方を中心に強い雨が降った。昼ころには小降りとなり、午後7時までの雨量は累計31.5ミリだった。
最高気温は午後2時の25.0度とぴったり夏日になったが、半袖では肌寒く、7月下旬とは思えない梅雨寒だった。
梅雨はいっこうに明ける気配がないが、梅雨明けをうながすように夏の花、ハスが花を開き始めている。
三条市三貫地地内の景雲橋付近、県道新津小須戸三条線の土手下の信濃川右岸河川敷にいつくかハス畑がある。大半はつぼいで、花を開いているのはまだひと握り。21日は日差しをやわらげる厚い雲の下、緑色の葉の間からのぞくハスの花やつぼみの淡いピンク色が際だっていた。
ハスの根はレンコン。畑で作業していた農家の人は「うちはレンコンじゃなくて、お盆の切花用」と、ハスの花に夏を実感していた。
|