亡くなった母の香典返しに燕市に100万円寄付

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4月に病気で母を亡くした、燕市小関、(株)ハラダ代表取締役の原田新三郎さん(61)は4日、香典返しにと燕市に100万円を寄付した。

市役所へ100万円の寄付に訪れた原田さん夫妻

午前9時半に原田さんと原田さんの妻マサ子さん(57)と大山治郎市議会議員の3人で市役所を訪れ、高橋甚一燕市長に100万円を包んだのし袋を手渡した。

原田さんの母トヨさんは、4月10日病気のため亡くなった。87歳だった。その香典返しに燕市の教育や文化に役立ててほしいと寄付した。

亡くなったトヨさんは、50歳半ばから書道を始め、晩年はそれが生きがいと、入院するまで書道を続けた。原田さんは「書道が好きだったおふくろへの供養にもなると思い、教育文化に役立ててほしいと考えた。おふくろも喜ぶと思う」と話し、高橋市長は「いい方法を考えて、大事に使わせていただきたい」と感謝した。