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つばめ生活学校が「市議会議員に合併についての意見を聞く会」(2003.8.5)
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燕市の女性団体、つばめ生活学校(渡辺裕子代表・15人)は、4日午後7時から燕勤労者総合福祉センターで「市議会議員に合併についての意見を聞く会」を開き、市議の生の声を聞こうと市民約80人が参加した。
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4日夜、開かれた市議会議員に合併についての意見を聞く会は、市民約80人が参加して会場はいっぱいに
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燕市議20人のうち、16人が出席。事前に市議には、燕市の将来像、合併の賛成・反対やメリット・デメリットなどの考え、市民に対して行動の3つの質問を示してあり、各市議が1人5分の持ち時間で自身の考えを話した。
続いて参加者が市議に質問。議員の話は報道されていることと同じで、テープレコーダーを聞くようで時間がもったいなかったという意見から始まった。
市民は何をして議員はどうすべきかの質問に田野隆夫市議は、市議によって合併の枠組みに対する考えはさまざまで、「市長も決断力がなく、議員もにっちもさっちも行かない。住民発議になるか議員は次になるか分からないが、今後は住民投票。市長が言っている県央東部に○×を問う提案をしていく」。
さらに本田了一市議は「一時休止は県央東部からの離脱」、大岩勉市議は「20人の議員の中で(県央東部反対と賛成は)本当は12対8」などと答えながらも次の行動は住民投票という声が多かった。
合併の枠組みで西蒲原と燕市の歴史的背景を理由にする市議に対して「私のように、よそから嫁にきた場合、歴史的とかは関係ない」。合併の方法で「まず、吉田町と」という市議には「合併の費用はどれくらいかかるのか、2度も3度もというのはどうかと思う」。
須頃地域を核として発展を願うと述べた市議には「15万都市の総合庁舎を(須頃地域に)持っていけるのか、膨大な金額になるのでは」など、参加者は次々と手を上げて市議を質問攻めに。市議会にはなかった質問や意見も目立ち、1時間の質問時間では言い足りなかった。
つばめ生活学校は、家事、育児、介護などに主体的にかかわる女性の視点をまちづくりに生かそうと昨年、発足。燕市の合併論議は報道で知るだけだったが、市議から生の声を聞こうと、この日の会を企画した。
渡辺代表は「今後はまた、会員と話し合うが、1回では足りないという意見が出るのではないか」と予想以上に参加が多かったことや関心の高さに驚いていた。
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