台風10号は9日正午過ぎから午後4時過ぎに本県を通過したが、勢力が弱まったために県央地域では強い風や大雨はなく、うれしい肩すかしだった。
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三条市横町地内で雨で水びたしになった枝豆の畑
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三条地域消防本部の観測では、午後4時までの瞬間最大風速は午後1時の6.0メートル。午後7時まで吹き返しの風が続き、こちらの風の方が強く、午後6時の7.6メートルが最高だった。
また、雨量は午後3時までの1時間に0.5ミリを記録してから午後7時までで累計14.0ミリにとどまり、台風を感じさせるほどの雨ではなかった。
同本部では、9日は全職員が非常招集に応じられる体制をとった。補佐級以上の幹部職員は午前8時から出署していたが、台風の影響が少ないとみて午後3時に自宅待機とした。午後7時までに台風の被害の報告はなかった。
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