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PCウイルス「ブラスター」に三条、燕市とも対応(2003.8.15)
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16日午前0時に活動を始める新種のコンピューターウイルス「ブラスター」が世界的に感染を広げ、国内でも盆休み明けに影響や被害の急激な拡大が予想されている。三条、燕の両市では、すでにこのウイルス対策を終わっており、影響は出ない見込みだ。
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PCウイルス「ブラスター」への対応をすませた燕市役所
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庁内のパソコンをウイルスの感染から守るため、両市ともふだんからファイアウォール、修正プログラムの摘要、ウイルス対策ソフトのパターン更新などの対策を講じている。
感染対象のOS(基本ソフト)を販売するマイクロソフト社では、先に今回のウイルスの感染を防ぐためのセキュリティパッチを公開している。燕市は7月末までに庁内の感染対象OSを搭載したパソコンすべてこのパッチを適用するよう周知を図り、各課で担当1人を決めて対応、完了している。
三条市でも14日までに、庁内に対策を周知し、念のためにセキュリティパッチを行った。
両市とも一昨年、大流行したウイルス「Nimda」で感染などの影響を受けており、セキュリティの向上の意識が高まっている。三条市では、ウイルス感染のターゲットとなっているブラウザソフト「InternetExplorer」、メールソフト「Outlook Express」は、いずれも感染の危険度が高いため、昨年12月からそれぞれ「Netscape」を利用するよう推奨、すでにほとんどパソコンが切り替えている。
燕市でもブラウザソフトは「Internet Explorer」のままだが、メールソフトは同市独自のソフトを使用している。
ただ、「ブラスター」に感染したパソコンは、活動を始めるとマイクロソフト社のサーバーに大量のデータを送りつけるため、市役所に限らずホームページが表示されない、速度が低下するといった影響が出る可能性がある。
■関連リンク
「W32/MSBlaster」ワームに関する情報(情報処理振興事業協会)
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