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三条市のひまわり債に発行額の2倍超える11億円余りの応募(2003.8.15)
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県内の市町村では初めての住民参加型公募債「ひまわり債」を発行する三条市では、11日まで受け付けを行ったところ、発行額5億円に対して2倍以上の11億6,000万円余りの応募があり、18日に抽選を行うことになった。
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県内の市町村で三条市が初めての発行となる住民参加型公募債「ひまわり債」
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「三条市ひまわり債」は、資金をどのように使うか明確にした市債で、市民に事業資金提供者になってもらい市民の行政への参加を目的としている。第1回は、主に平成17年度から信越線東側に移転する三条高校通学路の建設費に充てる。
発行日は9月10日で、発行額は5億円。元金償還は平成20年9月10日で5年満期一括償還、確定利率0.50%で、利払いは3月と9月の年2回。購入単位で10万円で限度額は100万円。購入対象は市内に住む20歳以上の個人で、11日まで往復はがきで応募を受け付けた。
その結果、20歳代から90歳代の応募があり、総数1,327通、うち有効応募数1,317通。有効応募金額は11億6,200万円で、発行額5億円に対し2.32倍に達した。1人当りの平均応募金額は88万2,000円。
応募が発行額を上回ったことで、18日午後1時半から市役所で抽選会を開き、当選者を決める。
三条市の担当課では「初めてのことで予想できなかったが、少なくとも5億円は完売してほしかった。ほっとするとともに、市民の関心の高さに驚いた。せっかく応募してもらったのに、すべての方に販売ができないのは申し訳ない」と話している。
■関連リンク
発行概要(三条市ホームページのひまわり債について)
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