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三条市中央公民館で昆虫標本や水生昆虫を展示(2003.8.24)
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三条市中央公民館(佐藤密夫館長)では、23、24の2日間、同公民館で「感動!ドキドキきっずワールド」を開き、2,000種近い昆虫の標本や生きた水生昆虫を展示した。
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23、24日と三条市中央公民館で開かれた「感動!ドキドキきっずワールド」
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31日にも午前10時からハンドベル体験コーナーを開く3日間のイベント。23、24日は「夏休みドキドキ昆虫館」と「感動きっずシネマ館」、「ほなしカイトコーナー」、「パソコンで遊ぼうコーナー」の4つを行った。
「夏休みドキドキ昆虫館」では、三条市内6人と見附市1人の計7人の昆虫研究者や愛好者から借りた昆虫標本、77の標本箱の合わせて約2,000種、数千体を展示した。
テーマで分類した標本箱には、県央地域で採取した絶滅危惧種に入るような国蝶のオオムラサキやガのシンジュサン、オオクワガタなど数十種が納められた貴重なものがあった。
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水生昆虫の展示
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大崎山と五十嵐川で採取した昆虫を分類した標本は、環境の違いから昆虫のすみ分けがわかる。地球温暖化の影響もあって三条で増えているチョウと環境の変化で減っているチョウをものなど、標本箱が教えてくれる事実は多い。
生きた水生昆虫は、ヘイケボタルの幼虫やミズスマシ、大崎山に生息するモリアオガエルのおたまじゃくしなど10ケースを展示した。
子どもたちは標本箱の昆虫に目を釘付けで、県央地域で採取した標本箱をのぞく小学生の男の子は「見たことのないムシばっかり。これも近くにいるの?」と興味津々だった。
県央地域では常設の昆虫標本展示はなく、夏休みの子どもたちから昆虫を観察してもらおうと昨年初めて開き、今回が2回目。
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