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大島の果樹生産者がチャリティぐっつらぁ市(2003.8.24)
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三条市大島地区を中心とした果樹生産農家の後継者らでつくるチームぐっつらぁ(岩本国幸会長・会員20人)は23日、三条市・コメリ四日町店前でチャリティぐっつらぁ市を開き、会員が育てたナシやブドウ、モモを格安で即売した。
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23日、コメリ四日町店前で開かれたチャリティぐっつらぁ市
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今が旬のナシ「幸水」約700キロ、ブドウ「巨峰」とモモを約100キロずつをはじめ、コシヒカリやトマトも販売。新鮮な果樹とチームのロゴ入りTシャツを着たメンバーのさわやかな笑顔に誘われるように、切れ目なく客が集まり、ナシやブドウの試食を手渡すと「甘いね〜」と味に納得し、買い求めていた。
「チームぐっつらぁ」は十数年前に大島地区の果樹栽培農家を中心に結成し、「ぐっつらぁ」はたくさん、いっぱいという意味のことばで、活動をたくさんするということから名付けたという。メンバーも結成当時のメンバーから代替わりした20歳から30歳の男性で、白根市や加茂市など近郷のメンバーも加わった。
ぐっつらぁ市は毎年開いており、昨年は無登録農薬問題などでチャリティは行わなかったが、ことしは復活。売り上げの一部を、社会福祉に役立ててもらうよう寄付する。寄付先などは後日メンバーで話し合って決める。
メンバーは、今は幸水の最盛期で忙しい時期だが「盛りだからこそいちばんおいしいものを食べてほしいと思い、市を開いている」、「消費者の反応をダイレクトに聞けることもいいところで、自分たちの話を聞いてくれるだけでもありがたい。おいしいと言ってもらえたときは本当にうれしい」と話していた。
この日は、同会場と三条市厚生福祉会館で開かれたエコライフフェスタにも手分けして参加した。
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