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燕市議会、議員発議で合併の賛否問う住民投票条例制定を決める(2003.8.25)
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燕市議会は、25日午後1時半から市役所で議員懇談会を開き、合併の枠組みについて問う住民投票条例制定を議員発議で行うことを決めた。条例案は3案が提示されたため今後、調整して一本化を図る。
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25日開かれた燕市議会の議員懇談会で住民投票条例制定を議員発議で行うことに決める
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条例案は、先の県央東部合併法定協議会設置の提案に反対していた飛燕会(川上靖夫会長・6人)、草の会(大岩勉会長・2人)、共産党燕市議団(本多了一会長・2人)3会派が1案、同じく賛成していた爽風の会(野島善夫会長・3人)と燕和会(大山治郎会長・7人)の2会派が2案を提出した。
飛燕会、草の会、共産党燕市議団の条例案は、合併の枠組みをこれまでの三条、田上、栄、下田との5市町村か、あるいはそれに吉田町を加えた6市町村の枠組みを望むかの確認。投票者資格は満18歳以上で、条例施行から120日以内に住民投票を行い、有効投票が投票資格者の2分の1を超えた場合に住民投票が成立とする。
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住民投票に対する考えを問われ、懇談会に出席して答える高橋市長
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爽風の会と燕和会はA案とB案の2案を提出。A案は三条、田上、栄、下田との5市町村での合併の賛否を問う。投票資格者は公職選挙法による選挙権を有する人で、条例施行から60日以内に住民投票を行い、燕市が合併の枠組みを判断するのに有効投票の過半数を占めた意志を尊重しなければならないとする。
B案は合併の枠組みを問うもので、三条、田上、栄、下田との5市町村か、吉田町を加えた6市町村かの確認で、それ以外はA案とほぼ同じ。
今後、この3つの条例案の一本化を図るため、各会派、代表者会議で話し合い、再度、議員懇談会を開くことを決めて午後5時半ころ閉会したが、日程などはまだ決まっていない。
議員懇談会では、住民投票について賛成か反対かを議員ひとりずつが述べ、休憩中に行った各会派の会議でも議員発議で住民投票を行うことに大半の同意を得たことから条例案の提示となった。
また、先に県央東部合併の法定協設置に反対した市議が提案した住民投票に対し、高橋甚一市長は再議に付して結果的に廃案に追い込んだ。ところが高橋市長が一転して自ら住民投票の実施を持ちだした経緯について、本多市議や古寺正晴市議が市長の住民投票に対する真意を聞きたいと求めた。
高橋市長に懇談会出席の予定はなかったが、高橋市長は求めてに応じて出席し、住民投票の目的について「前の県央東部に対する賛否を問うことを切望したい」と述べた。
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県央東部合併研究会関連データ〜ニュースタンク
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